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インスタで不動産を探す人が増えている?その理由と人気があるアカウントを紹介!

2023/03/23

インスタで不動産を探す人が増えている?その理由と人気があるアカウントを紹介!

不動産探しの手段といえば、かつては不動産ポータルサイトやチラシ、店舗での相談が主流でした。ところが近年、Instagram(以下「インスタ」)を活用して物件を探す人が急増しています。
2025年現在、Z世代を中心に「SNSで住まいを選ぶ」というスタイルが定着しつつあり、インスタは不動産業界にとっても欠かせない集客・ブランディングの場となっています。

では、なぜ人々はインスタで不動産を探すようになったのでしょうか。そして、どのような企業がその波を上手く活かしているのでしょうか。ここでは、最新の動向と人気アカウントを紹介します。

インスタで不動産探しが増えている理由

視覚で“住みたい”を感じられる

インスタは写真や動画が中心のプラットフォームです。物件の外観や内装、周辺環境、そして暮らしの雰囲気までもが直感的に伝わるため、「自分がその空間に住む」イメージを掴みやすいのが特徴です。
特に若い世代は、間取り図よりも“映える”ビジュアルを重視する傾向があり、ライフスタイルを視覚的に共有できる媒体としての価値が高まっています。

ハッシュタグと検索の手軽さ

「#渋谷賃貸」「#一人暮らしインテリア」など、ハッシュタグ検索で自分の条件に近い投稿を探せるのもインスタの強みです。
物件ポータルのように絞り込み条件を設定しなくても、気になる地域・雰囲気の物件情報にすぐアクセスできます。閲覧からフォロー、DM(ダイレクトメッセージ)での問い合わせまで完結できる手軽さも支持されています。

ライフスタイル提案としての発信

今の不動産広告は、単に「住まいを売る」だけではありません。インスタでは、部屋だけでなく「どんな暮らしができるか」を提案する投稿が人気です。
モデルルームの紹介よりも、「休日の過ごし方」「インテリアの選び方」「ペットとの暮らし」など、生活を想起させる発信が共感を呼び、結果的に物件への興味を高めています。

インスタで注目の不動産アカウント2選

NBI不動産(@nbifudosan

NBI不動産は、都心エリアを中心にラグジュアリー賃貸を展開している不動産会社です。インスタでは、部屋全体を俯瞰できる動画や、質感を伝える写真を多用。
「実際に内見しているようなリアルさ」が強みで、ストーリーズではスタッフ紹介や“よくある質問”などを定期的に更新しています。
また、リール動画では「この価格でこの設備?」といった驚きを与える短尺動画も多く、フォロワーとのエンゲージメントが高いのが特徴です。
投稿の中には、インフルエンサーとのコラボ企画や物件訪問もあり、ブランドの信頼性を高める工夫が随所に見られます。

アイズルーム(@is_room_

「絶対に住みたいを叶える賃貸仲介サービス」を掲げるアイズルームは、リール動画を駆使した体験型の投稿が話題のアカウントです。
部屋の入り口からリビング、バルコニーまでをワンカットで撮影し、実際に内見しているかのような臨場感を演出しています。
特に20代女性を中心に人気が高く、コメント欄には「この部屋に住みたい!」「内見したい!」といった声が多数。ユーザーのリアクションを拾いながら、双方向でコミュニケーションを図っている点が評価されています。
加えて、投稿デザインにも統一感があり、ブランドカラーを基調とした清潔感あるトーンで統一。リール、フィード、ストーリーズの更新頻度も高く、運用体制の完成度がうかがえます。

インスタ運用の最新トレンドと注意点

インスタ運用で成果を出すには、ターゲット設計と一貫性のある発信が欠かせません。
2025年のトレンドとしては、リール動画を中心にしたショートムービー戦略が主流となり、特に「音×映像」で物件の雰囲気を伝えるスタイルが増えています。
また、問い合わせへの導線として、プロフィール欄に物件ページやLINEリンクを設置する企業が増加。ユーザーが迷わずアクションできる設計が求められています。

一方で、不動産広告としての発信には法的な注意も必要です。宅建業法に基づく免許番号や所在地、広告有効期限などを明記し、景品表示法にも抵触しない表現を心掛けることが重要です。透明性と信頼性のある発信こそ、長期的なブランド価値を築く要素です。

SNS時代の「信頼される不動産発信」とは

インスタグラムは、単なる写真投稿ツールではなく、「住まいの魅力をリアルに伝えるメディア」へと進化しています。
ユーザーが“共感できる暮らし”を感じられる投稿こそが、フォロワーをファン化し、問い合わせへとつながる鍵です。

NBI不動産やアイズルームのように、リアルな空間演出とユーザー目線の発信を両立するアカウントが、今後ますます存在感を増していくでしょう。
自社の強みやブランドイメージを可視化し、ターゲットに寄り添った発信を行うことが、SNS時代における「選ばれる不動産会社」への第一歩です。

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